口唇裂口蓋裂などの先天異常ってなに?

自信ない 妊娠中

口唇裂口蓋裂(こうしんれつこうがいれつ)などというのは、口腔とあごに発生する、先天性(生まれつき)の外表奇形(がいひょうきけい:目に見える部位の奇形)の事をいいます。
日本人では、口唇裂(こうしんれつ)や口蓋裂(こうがいれつ)が一番多くみられるそうです。
他にも、顔の一部も裂けている斜顔裂(しゃがんれつ)、横顔裂(おうがんれつ)、耳や指の形態異常を合併した症候群もみられ、その程度はさまざまです。また、舌にもいろいろな異常がみられます。

それでは、具体的に見て行きましょう。

口唇裂(こうしんれつ)、口蓋裂(こうがいれつ)、唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)

赤ちゃんがお腹の中で成長するときに、顔は左右から延びるいくつかの突起が合わさっていくことにより成長していきます。しかし、これがうまく行かないとその部分に裂け目が残ってしまいます。その結果、くちびるが割れた口唇裂(こうしんれつ)や、口蓋が裂けて口腔と鼻腔がつながっている口蓋裂の症状が出てしまいます。

口唇裂には、パッと見、口蓋に裂け目がないように見えても、粘膜の下の筋肉の断裂がおきているものがあり、これを粘膜下口蓋裂といいます。また、顎の骨が裂けている場合は顎裂(がくれつ)といいます。

このような異常の発生する度合いは、日本人では約500人の出産に1人の割合で起こるそうで、日本人に多い先天異常といわれており、決して珍しい病気ではありません。三口(みつぐち)と呼ばれる場合もあります。

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口唇裂

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口蓋裂

※口蓋(こうがい)とは、脊椎動物において口腔と鼻腔を分離している口腔上壁のことである。
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(出展:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%93%8B

その原因とは?

妊娠初期の段階(赤ちゃんの顔や口蓋が出来るのは2~3ヶ月頃と言われています)に、赤ちゃんに異常な力が加わったり、ママの体の栄養障害や精神的ストレスが影響していると言われています。ほかにも、副腎皮質ステロイド薬や鎮痛剤などの形態異常を誘発するお薬(催奇性薬剤)を使ってしまったり、風疹(ふうしん)にかかったり、放射線照射を受けることなどが原因としてあげられます。
一部は、遺伝の影響も考えられます。

発生率としては、高齢出産になるほど高くなるとも言われていますので、高齢出産の方は、ストレスやお薬等には十分に注意してくださいね。

ですが、どうしてなるのかその原因の7割は不明な場合が多いそうです。

症状はどんなもの?

見た目の問題や、他にも、ミルクが飲みにくいなどの哺乳障害、摂食障害や、しゃべりにくかったりする発音障害などがあります。
ほかにも、手足や耳の形が異常だったり、ヘルニアや心臓の異常を合併することもあります。

口蓋裂では口腔と鼻腔とがつながっているので、鼻咽腔(びいんくう)が食物で汚れてしまい、2次的に扁桃炎(へんとうえん)や中耳炎(ちゅうじえん)を引き起こしてしまう場合もあります。

どんな治療をするの?

症状が軽い場合は、縫うだけの処置で終わる場合もあります。傷も成長に合わせてどんどん薄くなっていくと思います。
症状によっては、出産直後から大人になるまでの長期間の治療が必要な場合もあります。また、状態によって、口腔外科、矯正歯科、小児歯科、形成外科、耳鼻咽喉科、小児科、言語治療科、一般歯科などによる総合治療が必要になる場合があります。

口蓋裂のあかちゃんの場合、ミルクを上手に顎が正常に成長できるように、ホッツ床という装具(プレート)を作って、口腔内に装着する場合もあります。

口唇裂を縫い合わせる形成手術の時期は、赤ちゃんにも抵抗力のできる生後3~4か月、体重6Kg以上が目安の時期とされています。

口蓋裂の場合は、言葉を話すようになる1歳半から2歳ごろに口蓋形成術(こうがいけいせいじゅつ)という手術を行うのが理想的です。手術後は正しい発音ができるように言語治療も必要になってくる場合があります。

手術後も鼻咽腔の閉鎖が不十分な場合は、発音が鼻声となってしまいます。この場合には、スピーチエイドとよぶ補助器具を装着することもあります。

口唇裂、顎裂、口蓋裂の場合は、元々、上あごの発育が不十分な場合が多く、手術の術後の傷により、発育が悪くなるのが普通です。その為、上あごの成長が極端に悪く、下あごの前歯が上あごの前歯よりも前になる、反対咬合(はんたいこうごう)になってしまいます。いわゆる、受け口の状態です。

また、歯胚(しはい:歯の芽)が先天的にない場合もあり、歯が生えてこなかったり、歯並びや噛み合わせもわるいことが多く、矯正歯科治療が必要となります。

これを読むと怖くなってしまいますが、すべての状況を説明しています。症状や状態は人それぞれ、産院の先生とよく相談して、適切な医師や病院を紹介してもらいましょう。治療していけば治る場合がほとんどです。

まずは、状況をしっかりと理解し、赤ちゃんの為に最適な治療を受けられるようにしていきましょうね!

小帯異常とは?

小帯(しょうたい)とは舌と下あごの部分がつながっているひだのようなものです。

小帯

小帯

舌強直症(ぜつきょうちょくしょう)

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)とも呼ばれ、舌の下にあるすじ状のもの(舌小帯)が太く短いものをいいます。

どんな症状?

舌が動かしにくかったり、舌先を上げたり前に出すことが難しかったりするので、ミルクを飲みにくかったり、しゃべりにくかったり、食べ物をしっかり噛んだりできない場合があります。

どうやって治療するの?

手術(舌小帯伸展術 ぜつしょうたいしんてんじゅつ)で、小帯を切り離して、舌を動かしやすくします。
外来でも出来る簡単な手術なので、心配ありません。

先天性歯(せんてんせいし)ってなに?

先天性歯

生まれつき、歯が生えていたり、生後1ヶ月以内に歯が生えてくることを先天性歯といいます。
下の歯が生えてくることが多く、触るとぐらぐらしていることがあります。
放置していると、自然に抜けてしまいますが、おっぱいを飲む際に、邪魔になることがあります。その場合は、抜歯が必要になります。

(出展:日本口腔外科学会

これらを防ぐことは出来るのでしょうか?

医学的にも、7割が原因不明と言われているので、確実な対処法というのは、確立されていません。

原因のところで書きましたが、考えられる要因としては、「赤ちゃんに異常な力が加わったり、ママの体の栄養障害や精神的ストレスが影響。それとお薬」。
これらは、ママが妊婦としてしっかりと注意していれば、ある程度は防げる部分だとは思います。もちろん、不可抗力もあります。

無理な行動は控えたり、しっかりと食事をして、ストレスを溜めない。使用するお薬は、産院の先生に相談してから、飲んだり使ったりする。
レントゲンなどを撮影する場合は、必ず妊娠していることを先生に言う。これだけです。

ただ、食事というのは、つわりもありますし、ママの好き嫌いとか嗜好が反映されます。
栄養は自分では取っているつもりでも、偏ってしまうことは絶対にあります。

そういう時こそ、妊婦さん用のサプリメントを飲んでおくべきです。
それは、葉酸サプリメントです。

葉酸は、母子手帳にもたくさん摂取するよう記載されています。
でも、必要摂取量を食事だけでとるのは、非常に難しいです。ものすごい量の野菜を食べないと無理です。

サプリメントなら、錠剤なので、つわりがひどい時でも何とか頑張って飲むことが出来るので、赤ちゃんに栄養を届けることが出来ますよ!
妊婦用サプリメントなので、安全性は心配無用です。

妊娠中のセックスが口唇裂・口蓋裂の原因になるのか?

口唇裂口蓋裂の原因は、口唇・口蓋裂は、唇が裂けたのではなく、ちょっとくっつきそこねた結果と言われています。

セックスが原因というわけではなく、必要な酵素がうまく働かないなど、何らかの理由で癒合がうまくいかないと口唇裂や口蓋裂になることが原因です。

現在、完全に防ぐ方法は現在ありませんが、栄養素をしっかりと取ることが、少しでもそれらを減らす可能性があるということです。
だから、ママ自身がストレスを出来る限り抱えず、少しでも減らし、規則正しい生活を送り、食事をしっかりとする。

無理な場合は、妊娠中のママでも飲める「葉酸サプリ」など、栄養補助食品で赤ちゃんに必要な栄養素を少しでもたくさん摂取することが重要です。

キューティーママオススメの葉酸サプリメント

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葉酸サプリまとめ

こちらで紹介したサプリメントは、どれも非常に有効なサプリメントです。
何度も言いますが、葉酸だけでなく、バランス良い食事というのは、本当に難しいもの。妊婦さんのあなたは、自覚がなくとも今2人で生きてるんです。
赤ちゃんは栄養を欲しています。元気な赤ちゃんを産むためには、たくさんの栄養素が必要です。

妊婦さんの事を考えたサプリメントであれば、安心して飲むことが出来ます。
またサプリメントは食品です。お薬のように体に直接作用するような強い効能はありません。
自分が知らず知らずのうちに起こしてしまっている栄養不足を補う為に飲んでください。

もし。過剰摂取となっても、人間の体は、上手くできていて、摂取できない栄養素は、おしっこや便で排泄されます。
だから通常量の摂取であれば、全く問題ありません。
飲まないよりは飲んだ方がいいものです。

栄養やサプリは足し算ではない!

食事からとる栄養素、サプリメントで補った部分、仮に「10」の栄養素を摂取したとしても、ママの体に「10」の栄養素がそのまま補われることはありません。単純に胃液などで消化されたり、尿や便に排出されるものもあります。

だから、その成分をよりママの体に届けるためには、毎日継続して、しっかりと補う必要があります。
面倒だと思います、ついつい忘れる可能性もあります。

忘れていても思いだしたら、摂取するようにしてください。
サプリメントは、栄養補助食品。薬品ではありません。だから体に与える影響も小さいです。
取りすぎるのもよくありませんが、少々飲むリズムがずれても、あとから、それを補うように飲んでも問題ありません。

「どうしても時間と回数を守って飲まなければならない」と、ストレスを抱えるよりは、「決められた通りに飲むことが最も効果的」と、いう感じで、軽い気持ちで継続することが、長く続ける秘訣だと思います。

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