おりもの、尿漏れ、破水の見分け方

妊娠中

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妊娠中にはおりものが驚くほど増えたり、骨盤が緩むことによって起こる尿漏れ、もしかして破水しているのではないか?と、不安になられる方も多いようです。

特に、初産の場合など、初めてのことですし、妊娠前にはない体の変化で不安に感じることでしょう。

その違いについて簡単な見分け方についてまとめました。

おりものと破水の見分け方

簡単な見分け方として、「においと力の入れ具合」で見分けることができます。自分の意志で止められるかでも見分けられることができます。

破水とは?

お腹の中にいる赤ちゃんは、羊水のなかで泳いでいる状態です。羊水を包んでいる卵膜が破れて、羊水がママの体から出てくることを破水といいます。

破水は、子宮口が大きく開いてきて、赤ちゃんが生まれてくるときに起こることが多いです。
ですが、陣痛前に破水が起こる場合もあります。これを「前期破水」と、いいます。

前期破水と尿漏れの見分け方

前期破水と尿漏れの見分け方は、大きく分けて2つです。

無臭や生臭いにおいであれば、「前期破水」であると思われます。
アンモニア臭がしたら、尿漏れであると思われます。
まずは、この点を確認しましょう。

もう1つは、自分の意志で止められるか、力の入れ具合です。
力を入れていなくても漏れてくるようであれば「前期破水」の可能性が高いです。
体に力を入れたときだけ漏れるようであれば、尿漏れだと思います。

前期破水の問題点

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前期破水の問題点は、出産につながらない可能性が高いことです。
出産につながらない場合は、羊水がなくなってしまうので、ママも赤ちゃんも感染症の危険性が出てきます。

前期破水と通常の破水の中間に「早期破水」があります。
早期破水は、本陣痛が始まってから子宮口が開き切る前に起きた破水です。
こちらは、出産につながる可能性が高いので、前期破水ほど緊急度はありません。

高位破水とは?

妊娠37週から妊娠41週の正期産の時期になると、いつ陣痛が起こってもおかしくありません。
ですが、陣痛よりも破水が先のママもよくあることです。破水の種類には「高位破水」というものもあり、通常の破水に比べて気付きづらい特徴があります。

一般的には、卵膜の下側が破れて破水が起こるのですが、卵膜の上側が破れて破水する場合がありあす。
これを「高位破水」といいます。

高位破水の場合は、破水のスピードも遅く、チョロチョロと少しずつしか羊水が出ないことが多いので、尿漏れやおりものと区別がつかず、気付かないママも多いようです。

その場合は、またニオイでアンモニア臭がするかしないかを確認しましょう。

どうしても自分で判断ができないときは、早めに産院へ連絡して先生の指示を仰ぎましょう。

高位破水の問題点

高位破水はちょろちょろとしか羊水が漏れて来なかったりする場合が多いので、気が付かない場合があります。
高位破水に気が付かずシャワーを浴びたり、お風呂に入ったりすると、菌が子宮内に入ってしまい、ママも赤ちゃんも感染症を起こしてしまう危険があります。

高位破水は、少しずつしか羊水が漏れてこないので、尿漏れと勘違いしてしまう場合があります。
尿漏れがあった場合は「破水かも?」と、疑って、においを確認してください。
無臭だったら、破水の可能性があります。その際は、早めにかかりつけの先生に連絡をしてください。
自分では判断できない場合も、先生に診てもらいましょう。

正期産前の高位破水の問題点

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正産期前に高位破水した場合は、雑菌が入るのを防ぐのと、赤ちゃんの成長を守るために、入院が必要となります。

高位破水をしてしまったからといって、すぐに赤ちゃんが危険になることは少ないでしょうが、早く気が付く必要があります。
尿漏れかな?と、なんか変だな?と、感じたら早めにお医者さんに連絡をし受診して下さい。

妊娠34週未満の場合

妊娠34週未満では、赤ちゃんの肺がまだきちんとできていないため、胎外での生活は難しい場合がほとんどです。
お薬で子宮の収縮を押さえ、抗菌剤で感染症を防ぎながら、出来るだけ妊娠期間を伸ばしながら、慎重に体調管理を行っていきます。できる限り、赤ちゃんがママのお腹の中で成長できるようにしていきます。

ですが、感染症が疑われる場合は、未熟な状態でも分娩せざるを得ない場合があります。
その場合は出産後に新生児集中治療室(NICU)や未熟児室(GCU)で赤ちゃんの成長を管理していきます。

妊娠34~36週の場合

ママが入院して安静に過ごし、できる限り正産期に入るよう、妊娠期間を延長させます。
ですが、赤ちゃんの肺はもう成長しているころですので、すぐに出産をすることも可能な時期でもあります。

妊娠37週以降の場合

妊娠37週以降の正産期に入ってから起きた前期破水の場合は、そのまま分娩となる場合がほとんどです。
陣痛促進剤などを使って、陣痛を起こして出産となります。
陣痛が来ない場合は、緊急帝王切開となる場合もあります。

いずれの場合も、個人差があります。

前期破水の予防

前期破水の一番の原因は絨毛膜羊膜炎です。感染症にかからないよう、外陰部は清潔に保つよう気を付けましょう。
特に、妊娠期間には、おりものが増えますので、おりものシートをこまめに取り換えるなど、特に量が多い人は、注意が必要です。

また、重いものを持ったり、体をひねるような動きはできるだけ避けましょう。
疲れたり、おなかの張を感じたら、休むよう心掛けてください。

キューティーママまとめ

今まで順調に育っていても、前期破水は起こる可能性があります。
順調だから大丈夫!私は大丈夫!と思い込むことはやめてください。
自分にもそういう可能性がある。と、思って、事前に対処法などを確認しておきましょう。

日ごろから、おりものの状態をよく見て、前期破水かな?と、思ったらすぐに産院に行き、医師の診察を受け、指示を仰ぎましょう。
妊娠周期により、処置方法も変わってくるので、自己判断はやめましょう。

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