誰にも訪れる親の不幸。万一の際に備えたいお葬式の事。

両親の事

「親の不幸」は誰にでも訪れることです。
今まで育ててもらった恩返しの意味も込めて、しっかりと送り出してあげたいと思うものではないでしょうか?

最近では、「家族葬」という言葉も流行ってきており、盛大なお葬式よりも、「故人の遺志を尊重した」お葬式が中心のようです。
ですが、故人が大きな会社の社長様であったりなど、生前の社会的立場により、それなりの葬儀を催さなくてはならない場合もありますが、一個人の一般的な葬儀であっても、このような時に、お金のお話は不謹慎かもしれませんが、大きなお金が必要な「ライフイベント」であることは間違いありません。

・「生前見積り」が一般的になりつつあります。

近年の高齢化社会になってから、葬儀社や葬儀会場の前を通ると、よく「見学募集中」や「生前見積り可能」や「終活、エンディングノートの記入方法」などの、のぼりが立っているのをよく見かけるようになりました。

今までの葬儀というものは、亡くなってから葬儀社を慌てて探したり、病院の紹介された葬儀社を利用し、ほとんどの場合が「いい値」で、言われたままの金額を支払うのが一般的ではなかったでしょうか?
高いとか安いとかほとんど関係ないような状態。金額の事はタブーとされていたように思います。

近年では、家族だけで小さく葬儀をする方が増えたり、インターネットなど情報が容易に手に入るようになったことで、情報を比較したり、利用者には様々な選択肢が出来るようになってきました。

また、故人の遺志を尊重して、大好きだった「ジャズ」を流したりしながら執り行う「音楽葬」など、かつての形式にとらわれない「自分だけのもの」を望む方も増えたり、とにかく、簡素にしてほしい。ド派手にしてほしいなど、多種多様になってきております。

その為、生きてるうちに本人が希望通りのお葬式が出来るように、以前に家族で話し合い、見積りを行うということが、始まっています。
それが、「生前見積り」です。

あと、気を付けなければいけないことは、葬儀の支払いは大抵が、「葬儀翌日の現金支払い」で、あるということです。
その為、すぐにまとまった費用が必要になります。そういった意味でも、あらかじめ金額や支払いの準備が出来ていると、万一の際にも安心が出来ます。

・「生前見積り」の良いところ

①故人の希望を尊重できる。
②事前に費用が相談でき、明確になる。
③複数の葬儀社を比較検討できるので、適正価格がわかる。
④打ち合わせをすることで、担当者との信頼関係が出来る。
⑤万一の際にも、すぐに対応してもらえる。
⑥忙しい当日の手続きを少しでも減らすことが出来る。

などがあります。

デメリットと、言われると特にはないとは思います。あえて上げるのではあれば、ご両親にお話しする際に、気を付けないと、「まだ元気なのに、葬儀の話なんて!」と、気を悪くされてしまう場合がありますので、タイミングを見計らって、丁寧にお話ししてくださいね。

上記は、ご両親がお元気な場合の例です。

・「葬儀社の一括見積サービス」

上記のようにお元気なうちに、「生前見積り」など、準備が出来ていれば良いのですが、人にとって「死」は時期を選ぶことができません。
急に危篤状態になり、いつ亡くなるかわからない。と、いう状態になる場合も多いと思います。

そういった場合も、葬儀社の一括見積のサービスを行っている会社があります。
スマホなどからも利用できるので、病院内の携帯電話を利用しても良い場所から、ネットで葬儀社を探すことが出来ます。
お電話でも24時間365日対応しているので、万一の際でも安心です。

このサービスは、全国500社以上の葬儀社が登録をしており、ご利用の地域内で対応可能な葬儀社を紹介してくれるというものです。
予算が少ない場合などでも、小さなお葬式を得意としているところなど、ご利用者の方にあった葬儀社を専門の相談員がすぐに紹介してくれるので、お急ぎの場合でも随時対応してくれます。

このような紹介会社は、中立的な立場から、葬儀社を紹介してくれるので、良心的な葬儀社を見つけることが出来るので、安心できます。
また大手企業が運営していることもあり、そういった面でも安心できます。

>>お葬式の一括見積サービスはこちら

<キューティーママの体験談>

私は、祖母と父の葬儀を取り仕切りました。
まずは、祖母の場合です。もう10年ほど前になります。
私は、まだその当時は独身で、東京で暮らしており、大手製薬会社の営業として働いておりました。

祖母は入院はしていたものの元気で、「○○買ってきて!」と、入院生活の退屈をしのいでいたようです。
が、突然病院から電話があり、「昼食後、しばらくしたら息をしていない」と、病院も様々な処置をしてくださいましたが、そのまま息を引き取りました。

突然の事でしたので、両親はあたふたしてしまっており、私が東京から実家の大阪に戻った夜にも、まだ葬儀社も決まっておりませんでした。近所の有名な葬儀社に電話したところ、すぐに駆けつけて下さり、すぐに対応をしてくれました。

私が戻ったこともあり、父も落ち着きを取り戻し、葬儀準備の見積もりの際にも、冷静に話せるようになっていました。
ですが、祖父は、父が幼少の頃に亡くなっており、母一人子一人で育ったものですから、「それなりの葬儀をしてあげたい」と、いう思いが強かったようです。

一般的なものよりはワンランク高い、棺桶・霊柩車・祭壇、お花などを用意しました。長年親戚なども近所に住んでいる家庭ですので、ご近所の方・親戚も多く、約100名の参列者という想定で行いました。
葬儀社の方も、ものすごく丁寧にして頂き、お陰様で滞りなく、祖母を送ることが出来ました。

私には、3つ下の妹がおり、生まれたときには、ちょうど物心がつくころ。母に甘えたいのですが、母は妹の世話があるので、私は小さいころから、おばあちゃん子でした。確か、小4くらいまで、祖母の部屋で寝ていたと思います。

が、問題は最終的な料金です。
結局、私も父も初めてで、「これくらいはしてあげないと!」と、ある意味勢いと祖母に対する思いだけで、決めてしまって、正直あまり金額は目に入っていませんでした。

最終的な金額は、なんと400万円弱。
さすがにびっくりしたのですが、自分たちで了承して決めたことです。仕方ありません。
何とか、支払いを済ますことが出来ましたので良かったのですが、不謹慎とは思いますが、正直、我が家としてはとても大きな金額でした。

その後、私は結婚をし、一児の息子を出産しました。祖母には、ひ孫を見せてあげることができ無かったのが
その2か月後、父が末期がんであることがわかりました。
医師の話では、胆管癌というもので、今では既に手の施しようがなく、手術もできない。抗がん剤での延命しか方法はない。余命、6ヶ月~1年とのことでした。

ですが、抗がん剤が体に合わず、治療はほとんどできませんでした。そして、発見から6ヶ月で亡くなりました。

祖母の時に、費用は高かったのですが、非常に親身に私たち家族をサポートしてくれましたので、また同様の葬儀社にお願いをしました。

その際に、正直に予算はそんなにない。身の丈に合った葬儀を行いたいことも伝えました。
父は、地元で公務員をしていた為、祖母の時と同様に、参列者は多いことが予想されました。
そういったことも葬儀社の方は、汲んでくださり、祖母の時の6割くらいの金額で、それなりの式になるよう対応してくれました。

私も実の父ですから、号泣してしまいましたが、たくさんのお花で父を送ることができました。

前後するのですが、費用に関してですが、祖母の葬儀のあと、葬儀社の勧めで、葬儀社の積み立てに入ることにしました。
我が家の場合は、毎月2000円を積み立てていくというプランで、その葬儀社を利用する際は、割増の金額で積立金が利用できるとのこと。
そして、別の葬儀社を利用する際にも、大手の葬儀社であるならば、その積立金をそのまま利用できるということでした。

また、結婚式の際にも使えるということでしたので、私の結婚式や自分が結婚して子供が結婚する時まで、葬儀等でその積立を利用しなければ、かなりの金額が積み立てられているから、その都度に合わせて利用出来るというものでした。

これのおかげで、父の葬儀の際は、実際の請求額よりも、すぐさま出さないといけない現金を抑えることができましたので、家計としては、助かりました。

その後、とても近い親戚の葬儀があり、お手伝いをすることとなりました。
料金的な事にも立ち会ってほしいと言われたので、お話を聞くことになりました。
基本的な料金については、少々の誤差でほとんど大差ありませんでしたが、ただ1点、大きな違いがあり、約30万円ほど我が家より高いな。と感じた部分があります。

それは、葬儀会場の費用です。

我が家の場合は、葬儀社が自社で保有している「葬儀会場」を利用しました。
その為、葬儀会場費用は0円でした。

親戚の場合は、市が保有している会場を利用しました。
お通夜の会場費、通夜振る舞いの会場費、会場告別式会場費、初七日会場費、親族控室など含めて、約30万円程の請求が、葬儀社ではなく別途、市からあるとのこと。葬儀費用+αの費用が別途発生するので、そういった部分でも、あらかじめ知っておくと、より出費を減らすことができますね。

お金の事ばかり書いているようで、ちょっと気が引けますが、冠婚葬祭は大きな出費がつきものです。

・まとめ

父が亡くなった当時6年前では、まだ「葬儀の一括見積り」などのサービスは世の中になく、過去に利用し、よかったと、いう実績だけを信じて、同一の葬儀社に依頼しましたが、今では、様々な葬儀社の中から、自宅に居ながらにして、比較検討できます。
そういったことも踏まえて、、、、

・葬儀は必ず必要なもの。事前準備で安心できる
・葬儀費用等の積み立てで少しでも、準備しておく
・どのような葬儀で送ってほしいのか、あらかじめ聞いておく

これが、大事なのだと私の経験上、とても感じました。

ご両親が元気なうちにしっかりと相談しておくことで、ご希望の葬儀を執り行うことが出来ます。
気持ちよく安らかに眠って頂くには、事前に決めておくことが良いですね。

>>葬儀の生前相談はこちら

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